さみしくなるなぁ。

2004年3月11日

ここの所、気分が沈みがちだったので、ちょっといいコトでも書かないと。

火曜日に一人退院し、また明日、私の担当が一人退院します。
元気になって帰っていくのは、本当にうれしい。
長期戦の子供たちばかりなので、退院していく頃には色々な思いがよぎります。

この子達が、もう入院することなく、ずっとずっと外来で見ていければ、本当にいいコトなのですが。
なかなかそうもいかず、そこが辛いところでもあります。

さて。
明日の主役は9歳の女の子、Kちゃん。
彼女の治療期間は他の子よりはちょっと短めでしたが、本当によく頑張りました。

夜、同じ部屋の子と写真を取ったり、仕事をしている私の白衣を分捕って着たり。
大騒ぎしてとても寝られない様子で、こっちも楽しくなりました。

小学生も高学年になってくると、自分の病気に対して向き合ってくるので、かなり浮き沈みが激しくなるのだけど、まだ低学年だと、分かっているようでまだ分かっていないところもあり、あまりこちらも裏表考えずに付き合うことが出来て、ちょっと楽。

明日、退院したら、ちょっと寂しくなるなぁ。

退院に伴う書類整理のための残業は、気分的にそれほど辛くないなぁ。