何だかなぁ。

2006年4月23日
最近、新聞を取り始めました。
今日買いたてのハーブティーを飲みながら新聞を読んでいたら、こんな記事が。

大学病院の小児科医、目立つストレス・疲労 学会が調査
2006年04月23日12時04分

 小児科医が感じているストレスや疲労は、大学病院の勤務医で特に高く、背景には責任感による重圧や長時間労働がある――日本小児科学会のプロジェクトチームによる調査で、こんな傾向が改めて浮かび上がった。

 小児科医の労働環境の改善を検討するチームが昨年夏、学会に所属する3000人を対象に調査。948人から回答があった。23日の同学会のシンポジウムで発表する。

 労働者の平均的ストレスを基準値(100)として作られたという調査票を使って調べると、小児科医全体のストレスは112、中でも40歳代の医師で122となった。さらに勤務時間や休日数から割り出したという疲労度を比べると、特に大学病院の勤務医では、「高い疲労度」に分類される人の割合が、労働者平均の9倍近くになったという。

 ストレスの要因を選択式で答えてもらったところ、責任の重さや緊張感の持続などのほか、「病院経営におけるプレッシャー」「診療報酬の少なさ」などの回答が目立った。調査にあたった国立成育医療センターの大矢幸弘アレルギー科医長は「勤務時間の長さなどによる身体的影響のほか、総合病院の赤字解消で小児科へ向けられる要求がストレスとなっているのが実証された」という。

 対策として、同チームは(1)週の総労働時間を60時間以内とする(2)完全休日を少なくとも週1日は確保する、などの提言をし、小児科医不足に歯止めをかけたい考えだ。



そういえば、自分の所属学会には行こうとも思っていなかったな、私・・・・。
さて。確かに大学病院小児科勤務40歳代はストレスすごいと思います。小児科勤務に限らず、大学を辞めて行く中堅Drの中で出そびれてしまった人って本当に見ていて辛そう。上から言われ、下から突き上げられ。
かく言う私も口の悪いタチなので、何も言えませんが・・・・。

しかしこれってどうなんだ。

(1)週の総労働時間を60時間以内とする
(2)完全休日を少なくとも週1日は確保する

何か間違ってないか。
確かに実際、これすら確保出来ていないけれどさぁ・・・・。
これで小児科医が増えると思っていたら大間違いだと思うのだけど。

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